このページでは、安全で、使い方が簡単なコマンドをいくつか紹介します。安 全というのは、間違った操作をしたとしても、ファイルが無くなるといったた いへんなことが起きる心配がないという意味です。どんどん実行してみて下さ い。
who コマンドは、現在、コンピュータを使っている人を表示 してくれます。
引数は、ありません。% who
finger コマンドも、who コマンドと同じように、現在、コンピュータを使っ ている人を表示してくれます。
このように引数なしで実行すると、ログイン名だけでなく、 ローマ字の名前(finger name)を表示してくれます。% finger
さらに、次のようにログイン名か、ローマ字の名前を引数として与えると、利 用者の情報を検索し、詳しく表示してくれます。
% finger yshinjo % finger yasushi % finger shinjo % finger s976543
また、必ず成功するとは限りませんが、 次のように打つと、ネットワークを越えて別のコンピュータの 様子を調べることもできます。
% finger yas@is.tsukuba.ac.jp % finger shinjo@is.tsukuba.ac.jp
date コマンドは、現在の時刻(日付を含む)を表示してくれます。
% date
cal コマンドは、カレンダーを表示してくれます。
% cal % cal 11 1996 % cal 1997 % cal 1978
bc コマンドは、電卓です。
終了は、^D (コントロール−d)です。少数を扱うには、% bc 1+2 3 1+2*(3+4) 15 sqrt(2) 1 ^D %
bc -l
と打ちます。
% bc -l sqrt(2) 1.41421356237309504880 ^D %
曖昧な単語の先頭何文字かを入れると、それに続く英単語を表示してくれます。 ただし、「look a」のように、短い単語を検索しないように。非常に大量の単 語が画面に表示され、表示が終わるまで何もできなくなります。% look direct look direct direct director directorate directorial directory directrices directrix %