実習で使うコンピュータは、まず目の前にあるパソコン(FMV または Macintosh)があります。その他に、見えない所に、Sun (S-7000, icho)という サーバ・コンピュータ(server computer、略してサーバ)があります。授業 では、パソコンをを単独で使って実習を行うこともありますし、LAN(Local Area Network)を通じて、裏にあるサーバ・コンピュータを使うこともありま す。
パソコン(personal computer)は、文字どおり、個人で使われることが想定 されて設計されているので、電源を入れただけですぐに使えるようになります。 これに対して、サーバ・コンピュータ(server computer)というのは、大勢 の人で1台のコンピュータを同時に使うことができるよう設計されています。 筑波大学の教育用計算機システムでは、パソコンとしては、FMV と Macintosh, サーバ・コンピュータとしては、Sun があります。サーバ・コン ピュータには、icho という名前が付けられています。
サーバ・コンピュータを使うには、サーバ・コンピュータに対して「私は利用 する権限があります」ということを告げるということが必要です。これを「ロ グイン」といいます。逆に、サーバ・コンピュータの利用を一度終了すること を、「ログアウト」といいます。
ログインの時には、次の2つが必要です。
学生支援メニュー
が表示されます。
デスクトップ(電源を入れた時に表示されている画面)にある
「telnet(授業支援)
」を開きます(絵をダブルクリックします)。
すると、telnet (Tera Term) というプログラムが実行され、ウィンドウが開
かれます。
ユーザ名やパスワードは、「直接入力」で打ちます。そうなっていない時には、 次のようにして切り替えます。
Login:
に対して、ユーザ名を打ち、最後にリターン(Enter,
)を打ちます。Password:
に対して、パスワードを打
ち、最後にリターン(Enter, )を打ちます。「Login
incorrect
」と表示されます。その時には、Login:
に対して、
ユーザ名から打ち直します。
なおユーザ名は、画面に表示されますが、パスワードは、画面には表示されま せん。ユーザ名は、公開された情報です。電子メールを送ったり受け取ったり する時にも、ユーザ名が使われます。パスワードは、秘密にしておきます。パ スワードは、隣に座っている人に見られないように、打ったとしても画面には 表示されないようになっています。
具体的なユーザ名とパスワードについては、次の印刷された資料を見てくださ い。
→手引き(システム解説編)[9]
「[リターン(Enter)キーを押してください]
」が出たらリター
ン・キー(,Enterキー)を打ちます。
お知らせ
」が表示され、画面の最後の行に「
([次頁:↓ 前頁:↑ 終了:'q'])」と表示されたら、qキーを
打ちます。この時は、リターン・キー(,Enterキー)を打つ必要はあ
りません。
「[リターン(Enter)キーを押してください]
」が出たらリター
ン・キー(,Enterキー)を打ちます。
次のようなメニューが現われたら、ログイン操作は、終わりです。
これを、学生支援メニュー
といいます。
このメニューでは、「=>
」に対して、使いたい機能の
数字や英字を打ち、最後に「リターン(Enter, )」を打込みます。
学生支援メニュー
の「q. 終了
」
を使います。すなわち、「機能の選択==>
」に対
して、「q
」と打ちます。
FMV からサーバ・コンピュータを利用するには、次の3つの方法があります。
学生支援メニュー
が使えます。ただし、いくつかの部分がマウスで操作できるようにより使いや
すくなっています。しかし、ソフトウェアに問題があり、今の所パソコンのか
な漢字変換を使うことができません。
学生支援メニュー
は表示されません。すぐにシェルというプログラムが動いている画面になりま
す。ここから、mnews や netscape がすぐに実行できます。
X Window を使って、サーバ・コンピュータにログインするには、次のように します。
デスクトップ
」にある「X
window
」という名前のアイコンをダブルクリックする。
Login:
に対して、ユーザ名を打ち、最後にリターン
(Enter, )を打つ。
Password:
に対して、パスワードを打ち、最後にリターン
(Enter, )を打つ。